エリンギのサラリーマンアラサーブログ

26歳で超絶ブラック企業から超絶ホワイト企業に転職できた男のブログ

ブラック企業が仕掛ける危険な求人票

どうもエリンギです。

今回はブラック企業にあるあるな求人票と実態の乖離をテーマに書いていこうと思います。

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はじめに

皆さんはどういった経緯でバイトや会社勤めをされているでしょうか?

大多数の方は紙媒体や就活サイトに載っている求人票を見て、応募して採用に至っていると思います。

でも求人票に書いてあることと実際の内容が結構違うなーってことありませんか?

実際僕が以前いたブラック企業は全然違いました。法的にどうなのって感じもありましたが、そういうのって中々言えない空気があるんですよね。

今回はよくある求人票の罠を実体験を元に紹介していきます。

 

 

給料面

僕がいた会社では基本給に5万円の差が存在しました。基本給○○~○○万円という形で掲載されています。そもそもこの幅なに?って感じですが単純に見栄えを良くした人寄せなだけみたいです。そしてその最低額しかもらえないし、昇給もすずめの涙ほどです。

実際僕の後輩は「要項と実際の額が全然違う」と言っていました。要項を確認しているわけではないですが、あくまで企業が提示している額は目安みたいです。

基本給にプラスして手当がつく形でしたが、その基本給が極端に低く、かつ上がらないので手当がどれだけつこうか手取りに大差はない感じでしたね。

 

土日完全休日

土日休日と謳いながら、週休二日ではありません。土曜日に出勤が当番制であります。加え担当先が多いと当番でなくとも向かわなければなりません。毎回というわけではないですが、僕は毎週土曜日は月に2回か3回かは出勤していました。

一番謎だったのですが、当番が月に2回でも1回でも給料に変化がなかった点です。それについては上司から「営業手当に含まれてるらしいよ」と言われていましたが、普通の会社なら休日出勤分として計上しますよね。

また、以前は土曜日の当番が9時間ほどだったのですが、途中で半日の3時間半に変わりました。その時も給料に変化はなかったので、そもそも土曜日の勤務自体が完全なボランティアだったのだと思います。

 

平均年齢○○歳

この年齢が比較的若く20代中盤から後半くらいで「アットホームでうちとけやすい」と謳っている会社は要注意です。その年齢自体はだいたいそうなのでしょうが、よく考えてみるとそれだけ定着する人がいないだけなんです。

本当に数人生え抜きの社員がいるだけで、たいていの社員は数年で辞めていってしまうため、常に若い人が多い状態なのです。僕が以前いた会社もそうだったのですが、実際若い人が多いのですが、ヤクザのような役員が全ての実権を握っているので、雰囲気はめちゃくちゃ悪かったです。牢屋です。

これを無理やり良い風に見せるため、若くて風通しがいい感じを出しているだけなのです。

 

残業時間が全く違う

僕が以前いた会社では月稼働が20日だとして一日3時間、月60時間ほど残業がありました。月によっては70時間以上の月もありました。もちろんもっと多いブラック企業もあるでしょう。

実際の求人票の平均時間はたしかこれの3割以下でした。あっても日1時間くらいだったですね。

自分の仕事が遅くて残っているならまだしも、全員やることがあってもなくても帰れない状況だったので、相当ひどかったです。

当然、残業代は支払われなかったです。給与明細の残業の欄は0となっていて、毎日定時あがりなふうに明細には記されていました。

 

 

おわりに

以上、僕が体験した求人票の罠でした。

ただ企業側はあくまで目安の表示だったり、社会保険に変化があったりと一概に企業が悪いわけではない点もあるようです。

大事なのは求人票に書いてあることを鵜呑みにするのではなく、実際に聞いたり、見たりして自分で判断することだと思います。

 

焦って就職先を決める必要はないので、じっくり時間をかけて会社を決めるのが良いかもしれません!

それでは、御覧いただいてありがとうございました!