ホワイト企業に転職したら気づいた「ヒマは作るもの」だということ
どうもエリンギです。
今回は働く上で良く耳にする「忙しい」「ヒマ」をテーマに記事を書きたいと思います。
ヒマな人が良くないという風潮
仕事をしていれば職場に必ずいると思います。いつも「忙しい、忙しい」と言っている人。初めに言うと僕はこういう発言する人が嫌いです。「忙しい」という言葉を使うのも嫌いです。
もちろんやることが同時進行であり、かつ締め切りが迫っているのなら分かります。これは物理的に「忙しい」ですよね。でも、そもそも本当に忙しい人は「忙しい」なんてわざわざ言わずにジッと仕事に集中するはずなんです。
どちらかと言えば感情的な表現で、周囲に自分はこれだけ頑張っているんだとアピールしたかったり、いわゆる自尊心を高めるための発言なようにどうしても感じてしまいます。
一方「ヒマな人」というのはどうでしょうか。皆さんの職場でありませんか?「ヒマ」だということを批判的に捉えて、まるで仕事の無い人、仕事が出来ない人と見られること。僕がブラック企業で働いていた時はこういったケース、結構ありました。
でも僕は全く反対の意見です。これはあくまで僕個人の見方ですが、「ヒマ」な人は仕事が早いです、とてつもなく。
常に前倒しで先を読んで行動できるので結果的に時間が余ります。この余った時間がヒマになるわけで、それって決して仕事してないとか、仕事がないとはならないですよね。
むしろ余った時間で新しいこともできるし、同僚の手伝いにも時間を使えるわけです。
つまり「忙しい人」と「ヒマな人」。どちらが価値あるかといったら絶対に後者ですよね。
ヒマは作ろうと思わないとヒマにならない
例えば全く同じ物量の仕事を1時間でこなすとして、30分で終わる人と1時間ぴったりで終わる人がいるとします。成果は同じだとして、前者の場合30分時間が余ってヒマになりますよね。これってものすごくカッコいいと思います。むしろ一時間かけてやる人のほうが仕事ができない遅い人で、かっこ悪いですよね。
さて、ヒマな人はどうやってヒマになるのか。それは仕事が与えられてないからヒマなのではなく、ヒマを作ろうとしているからヒマなんです。
必要のないことをおしゃべりしていたりもしないし、ただ必要なことだけを最短距離でこなしているのです。しかも事前にどうなるかも頭で予想しているので、不足の事態にも対応が早いです。
常日頃から最短を意識することでヒマが生まれます。見せかけ上ヒマに見えているだけで、批判的に捉える人が絶対に見えていないところで、めちゃくちゃ努力しているし、工夫もしています。
正直頑張って30分で終われることを、時間をかけて1時間2時間かけて終わらすことだってできます。そうすることで忙しいフリをすることだってできます。
だけど、あえてそうしないで、あえて早く終わらし、あえてヒマなフリをするほうが人事評価は高いと思います。見える人にはその努力は絶対に伝わっていると思います!
ホワイト企業だとそもそも働く時間が限られている
僕の会社では月の残業時間に制限があるため日頃から残業はないようにとチクチク言われます。この制限を超えると本社から支店に結構なペナルティ(中身はわかりません)があるらしく、支店の上の人はその管理を徹底しています。
この時間まで、という明確な目標があるのでだらだら働かない人が多数です。
集中して、短時間で質のある成果が出るよう努めます。
早く会社を上がって遊びにいく人もいれば、お子さんの向けにいくお父さんもいます。夜遅くまで長時間働く会社と比べれば、ホワイト企業の社員はほとんどがヒマな人です。
しかし少なくとも僕がいる業界の場合。長時間働く会社よりも、短時間で働く会社の方が売り上げも利益も高いです。長く働くことが正しいという間違った考え、会社のトップが本気で見直さないと、絶対に変わらないです。成果がでていなことに気づいてください。
まとめ
「ヒマでいーよね。」これは僕が前の会社でよく言われていた言葉で、その度にむかつく言葉でした。
自分なりに頑張って早く終わらせて、数字も上げて、その上で言われたこの言葉。
「お前が仕事できないだけだろ」と、何度心の中で押し殺したことか。
でも今は「よりヒマになってやろう」と思えるようになりました。
皆さんも、ヒマな人をみかけたら、なぜこの人はヒマなのか、本当に仕事がないからヒマなのか考えてみてください。
きっとただ単に仕事が早いだけなのかもしれませんよ!
それでは、御覧いただいてありがとうございました!