ホワイト企業に勤める前、超絶ブラック企業に勤めていた話。
どうもエリンギです。
今日もアクセスしていただき、ありがとうございます。
今回は、以前勤めていたブラック企業について、書こうと思います。
結論から言うと、絵に描いたようなブラック企業です。
どごがブラック企業だったのか、一つ一つ掘り下げていきたいと思います。
⓵給料がとにかく低い
定番中の定番です。よくある話だとは思いますが、やっぱり働いている当事者からしてみれば、切実な問題です。
ざっくりといえば、初任給(手取り)15万ちょいです。そして研修期間が3か月あり、それを経て晴れて正社員になると、なんと手取りが下がります!
どういうことかというと、営業職だったのですが、先輩からは「正社員になると手当がつくよ」と言われて期待します。しかし、手当は確かにつきますが、支給額そのものが下げられているので、手取りは下がっているのです。どんなトラップなんですか?って感じです。
まあまあ、新卒ならこんなもんかとも思われるかもしれませんが、昇給もあってないようなものです。手取りで数千円ほどです。5年目にして、職能給込みで17を超える程度しかもらえなかったのです。
当然先輩方も同じようで。これでは未来に希望はないですよね。
②離職率が高すぎる
1年間でだいたい5人~7人くらいは辞めていきます。社員自体が20数名なので、割合は相当なものです。一年経てば会社の有り様はどっと変わります。
人が辞めては人を入れ、の繰り返しです。
社長はそれが当然のように思っています。口癖として「辞めたい奴は辞めればいい」です。しかし、苦労するのは残された社員たちです。せっかく育てた社員が数年で辞めていき、その負担は残された社員に分配される。
人が定着しなければ、会社が成長するはずありません。
希望があって、目標があって辞めるわけではないのです。ただただ、会社が嫌で辞めていくのです。
③勤務時間が長すぎる
出勤は8時半です。ただ朝の定時はあっても、帰りの定時はあってないものです。
実際帰るのは夜8時半から9時の間が多かったですね。それが毎日です。
会社にいる間にも謎の時間が存在します。営業が終わって社員が会社に戻るのが夜の7時ほど。それからその日のまとめや、次の日の準備が始まるのですが、それが終わっても帰れません。そう、社長が帰るまで帰れないのです。
当の社長は椅子に座って不機嫌そうに社員を睨むか、パソコンをいじるか、穴が開くくらい新聞を見るかです。
やることがあって残業ならまだしも、ないのに帰れないのです。もはや刑務所です。
当然、残業代は出ません。給与明細には毎日定時で帰っていることになっています。
④ワンマン社長にもほどがある
やりたい放題の社長です。なぜなら創業者の息子、というだけで社長になっているからです。業界での実績や経験、ノウハウがあるわけではないのです。
会社の方針はコロコロ変わり、気に食わないことがあれば、全員の前で社員を怒鳴り飛ばします。まるで自分の家のように我がままに振舞います。
そしてそれを注意する人、意見を言う人は当然、存在しません。
以前50代の課長だった人が、会社のことを思って意見したことがありました。そしたら、なんとその課長は完全に干され、退職に追い込まれました。
どんなに正しいこと、会社や社員を考えてのことだとしても、社長の考えと違う時点で、会社に対して反抗的という烙印が押されます。
独裁政治そのものです。
⑤悪口、陰口が日常茶飯事
環境が悪ければ、良い社員はつくれません。良い土でないと良い花にはなれないのと同じです。
社員にも当然不満はたまります。そのはけ口にされるのは別の社員だったりします。
ありもしないことや、本人が触れて欲しくないこと、幾人かターゲットを作っては仲間内で悪口ばかり。まるで呼吸するように他人の悪口がでてきます。
そうすることでしか、自分を保てないからです。
本人はさぞかし楽しいと思います。でもそれが聞こえてくるだけでも不快に思う人がいることに気づいて欲しいものです。
ざっと挙げてみましたが、正直まだまだ足りません。
続きはまた別の記事にしたいと思います。
ありがとうございました('ω')ノ